高知が「土佐」と呼ばれていた頃から脈々と続く伝統工芸 土佐打刃物。
この土佐の地で発祥した土佐打刃物には、400年にも及ぶ歴史があります。
高知は暖かく雨が多いため良木に恵まれ、昔から全国に多くの木材を搬出してき
ました。
その木材の伐採に必要なため、古くから打刃物が造られ、使用されてきたという
ルーツがあります。
また鎌倉時代の後期(1300年頃)に、大和国(現在の奈良県)から移り住んだ刀鍛冶、
五郎左衛門吉光派が武具刀剣等を鍛造し、室町末期まで繁栄したそうです。
その刀鍛冶の技術は、農業や山林用の打ち刃物の技術と相まって数多くの鍛冶屋
が存在していました。
「土佐打刃物」としての本格的な始まりは江戸時代からで、土佐藩の財政難によ
る元和(げんな)改革から始まります。
土佐藩の家老「野中兼山」が進める農業、山林収益策によって木材の伐採や新田
作りが活性化。
これに伴い農業、林業用の打刃物の需要も大幅伸び、品質や技術が向上しました。
なぜ当店のある土佐山田町が「土佐打刃物発祥の地」と呼ばれているかというと、
400年ほど前に当時の領主 長宗我部元親が豊臣秀吉の小田原征伐に参戦したおり
刀鍛冶職を連れ帰り、現在の香美市土佐山田町に住まわせ、この鍛冶職人のおか
げで土佐打刃物の技術が著しく発展したといわれているからです。
こうして発展を続けてきた土佐打刃物。
伝統的な鍛造技術を駆使し、必ず皆さまのお役に立てると確信しております。
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