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腰鉈 黒打ち 青鋼 上村鍛造 両刃 刃渡り24cm

¥13,750

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腰鉈 黒打ち 青鋼 上村鍛造 枝打ち鉈 薪割り

古くから愛用されてきた山仕事の必需品

 

枝や木を切る山仕事の必需品ともいえるのが、先端が四角い形をしたこの腰鉈です。
その用途は枝打ちや藪払い、木のツル切り、竹割りなどさまざま。また、キャンプや渓流釣りなどのアウトドアシーンでも、ロープを切ったりと幅広く活躍します。


刃の巾を約4.5センチと少し細身に造っており、振っても疲れにくい腰鉈に仕上げています。


表面の仕上げは、土佐打ち刃物の特徴の一つでもある、黒い部分を残した「黒打(くろうち)」仕上げ。
この「黒打ち仕上げ」とは、刃物の仕上げ方法のことで、製造過程で黒くなった部分を残し、刃の部分だけを研いだものをいいます。


全国的に刃物は表面を磨いた「磨き仕上げ」が多いと思いますが、土佐打ち刃物は、昔からこの黒打ち仕上げが愛用されてきました。黒い部分を残している分、磨き仕上げに比べると、若干サビに強いといわれています。 少し無骨で、「渋い」雰囲気が感じられる仕上がりです。


腰鉈 黒打ち 青鋼 上村鍛造 枝打ち鉈 薪割り

 

扱いやすい「両刃」

 

刃は「両刃」ですので、手を持ち替えての使用もOK。左利きの方もそのままお使いいただけます。
両刃の刃物は片刃に比べて欠けにくいことと、切るものに対して刃がまっすぐ入ることから、初級者から上級者まで扱いやすい刃物です。(但し、ケースは左腰装着用(右利き用)です。)
また刃が真っ直ぐ入る必要がある「竹割り」などには、両刃が向いています。


刃の鋼は、安来鋼(やすきはがね)の高級鋼「青二鋼」を使用。 長切れし、高い硬度と粘り強さを兼ね備えた鋼で、一度刃を付けてしまえば、長い間切れ味が持続するという特徴があります。


柄には長めの樫の木柄を使っているので両手でもしっかりと握れます。 また軽く頑丈な木製ケース付き。


県土の多くを山林が占める高知県で、古くから鍛造され全国で愛用されてきた土佐刃物の腰鉈。
山仕事だけでなく、キャンプなどアウトドアでも活躍する、山に関わる事柄に欠かせない「必携アイテム」です。


▼サイズ/仕様
【鋼】安来鋼 青鋼(割り込み)
【刃】両刃
【刃渡り】約24cm(八寸)
【全長】約47.5cm
【刃幅】約3.5cm
【背厚】約7cm
【ケース】木製
【利き腕】左右共通

※サイズ等は多少の個体差がございます。ご了承下さい。
※一本一本手作りのため、画像は代表画像です。
※ケースは左腰装着用(右利き用)です。右腰にも装着できますが、刃の向きが逆になるので抜き差し時にご注意ください。




鍛冶職人紹介

 

上村鍛造所
二代目 上村健太郎
高知県が誇る観光名所の鍾乳洞「龍河洞」。その龍河洞のすぐそばに工房を構えているのが上村鍛造所です。
伝統工芸士の父を師匠に持つ、二代目鍛冶師の健太郎さんが工房を切り盛りしています。
主に制作しているのはヒツ鉈、腰鉈、剣鉈など鉈全般。刃物は全て鍛接して制作しており、拘りを持って刃物を造っている職人さんです。

二代目 上村健太郎、1973年12月生まれ。
土佐匠、伝統工芸士の父、芳雄氏に師事。職人歴は約30年と、鍛冶屋業界では若い方ながらベテランの域である。趣味は海釣り。

-鍛冶職人より一言-
全て鍛接して製造。拘りを持って刃物を作ってます。これからも、使ってくれる方にとって良い刃物を作っていきたいと思います。

上村鍛造所